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開催情報

今回のテーマは、口唇裂手術です。

口唇裂の手術自体は、いたってシンプルです。
デザインをして皮膚を切り、剥離しながらバランスをみて縫合するといった、形成外科の基本手技だけで成りたっています。しかしこれらひとつひとつの技術には、きわめて高い精度が要求されるため、形成外科のなかでも難しい手術の部類に入るのではないでしょうか。

そんな形成外科を代表する手術のひとつであり、「サイエンス」と「幾何学」と「アート」の要素からなる口唇裂手術を、豊富な経験をお持ちの4名の先生に動画を使ってプレゼンして頂きます。
動画は、いずれも内視鏡を使って撮影したもので、手術の微細なところまで、じっくり見ることができます。(絵で見えない力加減なんかは、モダレーターがキッチリ問い詰めます)

異なるアプローチをまとめて4本見られる機会は、滅多にありません。これだ、というお気に入りの方法が見つかるかもしれません。どうぞ、お見逃しのないように!


クイックレビュー

片側口唇裂手術の歴史からみた術式の概念

  • Presenter 菅原 康志 (自治医科大学 形成外科)

 

片側口唇裂手術の歴史は、人類の知恵の歴史です。

しかしこの半世紀にわたり、さまざまな方法とその変法が出現し、いささか混乱の極みです。今一度、術式の基本コンセプトに立ち返って手術を見直し、よりシンプルでよい結果が得られる方法を考える時期なのかもしれません。
これまでの歴史をたどりながら、各術式の基本的な概念を整理して解説して頂きます。

14:00~14:20

ビデオセッション

  • Moderator 菅原 康志・須永 中 (自治医科大学 形成外科)

Rotation advancementを基本としExtended Mohler切開を加えた口唇形成術

  • Operator 今井 啓道 (東北大学 形成外科)

 

ミラードに代表されるRotation-advancement法の究極の延長メソッド, Extended Mohluer コンセプトによる方法をご紹介頂きます。

 

小三角弁法を基本とし曲面の取り込みと筋層の分離牽引を加えた口唇形成術

  • Operator 田崎 幸博 (北九州市立八幡病院 形成外科)

健側の解剖学的特徴を患側のデザインに取り込むという、独創的な方法でのアプローチをご紹介頂きます。

14:20~15:50

Abridged rotation-advancement(鼻孔底でのZ形成)を基本としDouble unilimb Z-p (VCJとVMJでの三角弁法)を加えた口唇形成術

  • Operator 杠 俊介(信州大学 形成外科)

 

長年の臨床的計測分析に基づいて、独自に発展させてこられた延長法についてご紹介頂きます。

 

三角弁法を基本とし術中計測による可変三角弁を加えた口唇形成術

  • Operator 菅原 康志 (自治医科大学 形成外科)

 

Rotation-advancement法と三角弁法の比較から考え出された、cut as you go style の三角弁法をご紹介頂きます。

16:20~17:50

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