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2013年05月のアーカイブ
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デジタルテクノロジーと仕事の効率化

今回は、みなさんの仕事に役立つ、デジタルテクノロジーについてのワークショップです。

コンピューターや携帯電話など、デジタルテクノロジーはわたしたちの生活を大きく変えました。いまや仕事の上でも、欠かせないものになっています。
でも、「このおかげで、仕事が忙しくなった」とか「業務が増えただけのような気がする」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも、かつて症例のスライド(リバーサルのフィルム!)を毎日整理したことのある医師ならわかるはずです。デジカメで撮影した画像の管理が、どれだけラクなのかが。

つまり、デジタルテクノロジーは、上手に使いこなすことが重要です。そうすれば、忙しい日常の業務を軽減することができます。

また、同時に仕事の質と量を大きく改善することが可能ですので、さまざまなチャンスを掴んだり、新たな世界を広げたりする機会が増えるでしょう。もちろん家族との時間や、余暇を楽しんだりといった時間が増えることも間違いありません。

SHARE V では、みなさまに実際にPCを使って頂きながら、デジタルテクノロジーの可能性を体験して頂きます。また、明日からすぐに使える数多くのテクニックや、簡単にカスタマイズできるデータベースのサンプルをご紹介します。

あなたの仕事のスタイルが、明日から変わります。


デジタルテクノロジーと仕事の効率化

  • Presenter 菅原康志 (自治医科大学 形成外科)

 

デジタルテクノロジーを使うことによる、日常業務の簡素化、プレゼンのクオリティ向上、ワークライフバランスの改善などの実例をご紹介します。

14:00~14:10


Photoshop を使いこなそう
-ワークショップ-

簡単なようで、なかなか取っつきにくい画像処理ソフト、フォトショップ。

初心者の方には、まず学会での発表にすぐ使えるテクニックをお教えします。
これをマスターすれば、きれいなスライドがどんどん作れます。発表をたくさんの方に見て頂けるようになるでしょう。

手術記録も、フォトショップで仕上げてみましょう。下絵から読み込み、Photoshopによる彩色までを行っておくことで、抜群の見栄えのオペレコが完成します。これをデータベース化しておけば、専門医の申請にそのまま使えますし、美しい申請書を見た試験官の好感度アップは、まちがいありません。

中級者の方には、シミュレーション方法を習得して頂きます。
形態を扱う形成外科医が、画像処理ソフトをうまく使いこなすことができれば、オペプランニングが格段にラクになります。綿密な術前計画は、治療の成績を向上させるだけでなく、わずか15分の術前シミュレーションが、大幅な手術時間の短縮をもたらしてくれます。

ソフトをお持ちでない方も、参加できます。
今お使いの、ご自身のコンピューターを持参してください。その場で無料体験版をインストールして、そのままワークショップを受けられます。インストール済みの方は、ご自身のPCをお持ち下さい。
ペンタブレットをお使いの方は、ご持参下さった方が、軽い操作感を楽しめます。

今回は、コースを5つ、用意しました。
このなかから、お受けになりたいものを、2つ選んで受講して頂けます。

 

コース1(未経験者向け)

  • デジタル画像の基本を理解する
    • 画像の種類
    • 解像度とは
    • スライド用画像の条件
    • RGBとCMYK
  • フォトショップを使ってみる
    • インストールする
    • 初期設定の方法
    • パレットの種類
    • 画像の読み込み
    • 画像の保存

 

コース2(初級者)

  • 学会発表に使う写真の見栄えをよくする
    • 切り抜き
    • 傾きの調整
    • 露出の調整
    • レイヤーを作る
    • 目線を入れる
    • 解像度の変更
  • 学会発表に使うCT画像の見栄えをよくする
    • 切り抜き
    • 傾きの調整
    • グレースケールに変更
    • 露出の調整
    • レイヤーを作る
    • 患者情報を消す
    • 解像度の変更

 

コース3(初級者)

  • 手術記録を書く
    • 下絵を読み込む
    • 線画の選択
    • レイヤーを作る
    • 選択、自動選択
    • 色を塗る バケツ
    • 色を塗る ブラシ
    • ブラシの機能を割り当てる
    • 重ねる
    • 保存する

 

コース4(中級者)

  • 診断に使う
    • 正中を決めて左右差を確認する
    • 実際の距離計測をする
    • 角度の計測をする
  • 治療計画に使う
    • 変形させる ゆがみ
    • 影付けを変更する
    • 透明度を調整して関係をみる
    • セファログラムを読み込む
    • サイズを合わせる
    • 写真をsuperimposeする

 

コース5(中級者)

  • 写真画像を使ってシミュレーション・サージェリーを行う
    • 整鼻術のシミュレーション
    • 顎変形症の診断とシミュレーション
    • オトガイ骨切り術のシミュレーション
    • 眼窩骨切り術のシミュレーション
14:10~16:15

データベースを使いこなそう Filemaker
-ワークショップ-

手術データは、みなさんと医療にとって宝です。
たくさんの情報が、そこに詰まっています。
きちんとアーカイブして、仕事に役立てましょう。

手術をしたなら、それをデータベースに入力しておきましょう。

そうすれば、最近、どんなオペが増えてきたのだろうか、この術式はいったい何例したのか、ある疾患の患者さんに共通する特徴はあるのだろうか、などなど、クリックひとつですぐにわかります。
また、学会や論文のネタを探したい、そんなときにも、とても便利です。

また、専門医を目指している先生方に、朗報です。
申請時に必要な情報を、あらかじめ手術毎に入力しておくだけで、申請時にはあっという間に書類が完成します。手術記録をデジタルデータで保存してあれば、それもリンクしておきましょう。

ここでは、専門医症例の管理、手術予定管理、オペレコ管理など、ファイルメーカーを使ったさまざまなデータ管理法をご紹介します。
また、簡単にカスタマイズすることのできる、サンプルフォーマットを皆さまにプレゼントしますので、すぐにでもデータベース管理がはじめられます。
実際に、触れてみて、「データ」の面白さを感じてみて下さい。

16:45~18:00

今回のテーマは、口唇裂手術です。

口唇裂の手術自体は、いたってシンプルです。
デザインをして皮膚を切り、剥離しながらバランスをみて縫合するといった、形成外科の基本手技だけで成りたっています。しかしこれらひとつひとつの技術には、きわめて高い精度が要求されるため、形成外科のなかでも難しい手術の部類に入るのではないでしょうか。

そんな形成外科を代表する手術のひとつであり、「サイエンス」と「幾何学」と「アート」の要素からなる口唇裂手術を、豊富な経験をお持ちの4名の先生に動画を使ってプレゼンして頂きます。
動画は、いずれも内視鏡を使って撮影したもので、手術の微細なところまで、じっくり見ることができます。(絵で見えない力加減なんかは、モダレーターがキッチリ問い詰めます)

異なるアプローチをまとめて4本見られる機会は、滅多にありません。これだ、というお気に入りの方法が見つかるかもしれません。どうぞ、お見逃しのないように!


クイックレビュー

片側口唇裂手術の歴史からみた術式の概念

  • Presenter 菅原 康志 (自治医科大学 形成外科)

 

片側口唇裂手術の歴史は、人類の知恵の歴史です。

しかしこの半世紀にわたり、さまざまな方法とその変法が出現し、いささか混乱の極みです。今一度、術式の基本コンセプトに立ち返って手術を見直し、よりシンプルでよい結果が得られる方法を考える時期なのかもしれません。
これまでの歴史をたどりながら、各術式の基本的な概念を整理して解説して頂きます。

14:00~14:20

ビデオセッション

  • Moderator 菅原 康志・須永 中 (自治医科大学 形成外科)

Rotation advancementを基本としExtended Mohler切開を加えた口唇形成術

  • Operator 今井 啓道 (東北大学 形成外科)

 

ミラードに代表されるRotation-advancement法の究極の延長メソッド, Extended Mohluer コンセプトによる方法をご紹介頂きます。

 

小三角弁法を基本とし曲面の取り込みと筋層の分離牽引を加えた口唇形成術

  • Operator 田崎 幸博 (北九州市立八幡病院 形成外科)

健側の解剖学的特徴を患側のデザインに取り込むという、独創的な方法でのアプローチをご紹介頂きます。

14:20~15:50

Abridged rotation-advancement(鼻孔底でのZ形成)を基本としDouble unilimb Z-p (VCJとVMJでの三角弁法)を加えた口唇形成術

  • Operator 杠 俊介(信州大学 形成外科)

 

長年の臨床的計測分析に基づいて、独自に発展させてこられた延長法についてご紹介頂きます。

 

三角弁法を基本とし術中計測による可変三角弁を加えた口唇形成術

  • Operator 菅原 康志 (自治医科大学 形成外科)

 

Rotation-advancement法と三角弁法の比較から考え出された、cut as you go style の三角弁法をご紹介頂きます。

16:20~17:50

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